さてさて、学校にも慣れて、オーストラリアの生活にもどんどん慣れてきた。友達もいっぱいできて外出する機会も増えた。
ここらでホームステイや寮を飛び出して、新しい生活を始めてみたい!
まず初めにやらなきゃいけないこと、家探しですね。
まずどういった形態を求めているのか整理しましょう。
(1)一人暮らしをしたいのか。
(2)フラットメイト(一緒に住む人)を最初に見つけて、新しく住むところを探すのか。
(3)すでに人が住んでいて、募集しているところに入るのか。
この中で一番簡単なのは(3)ですね。大抵学校にあるインフォメーションセンターみたいなところで、そんな情報をゲットできると思います。
掲示板にもしょっちゅう張り紙してありますし。それに割と高い確率で部屋に必要最低限の家具が付いてたりするので、
いちいち家具を探しに行かなくてもいいというメリットもあります。ただ全く知らない人と同じ屋根の下で暮らすことになるので、
トラブルが起こりうることもありますね。ですから細心の注意を払うことが必要です。
不動産屋巡りをしよう
ここでは一から自分で見つける(1)、(2)について説明しましょう。
気に入った家が見つかるまでを、時系列に沿って(僕の体験に沿って)紹介します。
あなたが学生なら、学校のインフォメーションセンターで不動産情報を入手できるかもしれません。
ただ情報量を考えると、自分の足で不動産屋めぐりをするのが一番だと思います。
オーストラリアでも日本の不動産屋のように、外から物件情報を見られるように、家の写真を外向きにいっぱい展示してあります。
それにほとんどの不動産屋では(僕が回った限りでは全て)レンタル物件だけを集めたA5サイズの紙切れを、
無料で入手できるので、店の中にずかずか入ってそれをもらってくるのが手っ取り早いです。
物件を見てみる
さて目ぼしいところを見つけたら、早速見に行ってみましょう。不動産屋の閉まる1時間前くらいまでに内見の申し込みをします。
申し込みといっても「ここを見たい」と受付の人に伝えれば簡単に見せてくれます。
こっちの(ウロンゴンの)内見は、僕もびっくりしたんですが、だいたい50ドルくらいのディポジット(預かり金)を払って
(後からちゃんと帰ってくる)鍵を借りて勝手に見に行くんです。なんか適当ですよね(笑)。不動産屋の付き添いや説明はありません。
その際身分を証明するもの(免許証や学生証)を提示する必要があります。内見時間はたいてい1時間。
--付け足し--
その後 Sutherland で同じように内見したところ、ちゃんと不動産屋の付き添いがありました。やはり田舎は適当なのか!?
申し込む
で、その家を気に入ったと。次のステップはアプリケーションフォームを書いて申し込むことです。
現住所・名前・現在払ってる家賃etc.を書いて不動産屋がオーナーに連絡し、審査するわけです。
あくまで審査ですんで、当然はじかれることもあるわけです。例えば今払ってる家賃が週90ドルだとしましょう。
次に見つけたところ(例えば一人暮らし用のかっこいいアパート)の家賃が200ドルだと。こういう場合、
前に払ってた家賃と次の家賃の差が大きすぎて、あなたには払えないんじゃないか?という判断をされることがたまにあります。
僕も実際そんな感じではじかれました。
キレる(おまけ)
僕が探し当てたのが3ベッドルームの家で、家賃が確か240ドル(週)くらい。今払ってたのが90ドル。
3人でシェアする予定だったんですが、僕が代表で申し込みをしたわけです。そしたらそんな事情もお構いなしに、
あなたはだめって言われました。その理由はお金。90ドルから240ドルは飛躍しすぎだと。
細かい事情も無視しての物言いにさすがに腹が立ったので、預金残高証明書とか見せてやるし他の奴らのサインもやるっ!
だからもう一回オーナーに話を持って行けっ
なんて引き下がったんですが、聞く耳持たず、だめなものはダメの一点張りでした。おそらくオーナーが学生に住まわせたくないか、
人種差別者かどっちかでしょう。
こんなこともたまにあるので、頭の片隅に置いとくといいかもしれません。
契約、引越し、そして新生活スタート
さて審査が問題なく済めば次は契約、そして引越しです。
契約時に日本で言う敷金(あるいは保証金)に当たる「ボンド」というものを払います。
金額は大抵家賃の4週間分。そして、これは不動産屋にもよるかもしれませんが、2週間分の家賃を先払いします。
ですから最初に6週間分の家賃という、割とまとまったお金が必要です。
そうそう、こっちの家賃は日本のように月払いではなく、一週間単位です。毎週払うこともあれば、2週間に一度ということもあります。
ちなみに僕は毎週払ってます。
そして大抵の場合、家賃に水道代が含まれているようです。
いよいよ引越しですが、ここではホームステイや寮から移動することを前提にしてますんで、持ち込む荷物も少ないでしょう。
ですからホストファミリーに送ってもらうなり、タクシーを呼ぶなり友達に頼むなりして移動しましょう。
僕の場合はホストマザーがシェアハウスまで車で送ってくれました。
家具つきのアパートや家もあることはありますが、それ程多くないので、次は生活に必要なもの(ベッド、洗濯機、テレビetc.)を揃えましょう。
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